最近まで全く工藤艦長(工藤俊作)のことを全く知らなかった。
2007年にはTV番組で放送されていたにもかかわらずにだ!
太平洋戦争中、工藤艦長が指揮する駆逐艦「雷(いかずち)」は、
海に漂う撃沈したイギリス艦乗組員の救助を自分らの艦が停止し、魚雷の危険があるにもかかわらず始めた。
救助したイギリス兵の人数は雷の乗員よりも多い422名にのぼった。
また、救助したイギリス兵のために、怪我の手当と貴重な食料や水も分け与えている。
この様な美談が戦後あまり知られていないのは、工藤艦長は知人はじめ語っていないからだ。
逆に救助されたイギリス兵が助けられた恩を忘れずに会いたいと言い出したことが雷の救助活動が知られる切っ掛けとなった。
しかし、このような救助活動をし敵兵を救ったにもかかわらず、多くの人に知られなかったのは、
工藤艦長はじめ雷の乗組員達は敗戦とともに戦争のことを自ら話すことをしなかったためか?
近隣国から軍国主義にはしっていると批判しているが、
日本が自ら先に敵に銃をむけることは決して無いと思う。
戦後68年がたっているが、昔の人を敬う心を忘れてはいけないと思う。
工藤艦長はじめ雷乗組員のことは書籍にもなっているようなので、もっと詳しく知りたい人は読んでみるといいかと思います。